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投稿日:2025年9月10日

鉄骨工事の種類とは?重量鉄骨と軽量鉄骨の特徴と用途を分かりやすく解説

建設業界で働く皆さんや、これから鉄骨工事の世界に興味を持つ方にとって、鉄骨工事の基本知識は欠かせません。特に重量鉄骨と軽量鉄骨の違いを理解することは、現場での作業効率や安全性に直結する重要なポイントです。

本記事では、鉄骨工事の種類から重量鉄骨と軽量鉄骨の特徴、そして実際の用途まで、静岡県掛川市・浜松市で鉄骨工事に携わる株式会社服部工業の視点から分かりやすく解説します。

鉄骨工事とは基本知識を押さえよう

鉄骨工事とは、建物の骨組みとなる鉄骨構造を組み立てる工事のことです。鉄という素材の持つ高い強度と加工性を活かし、様々な建築物の構造体として使用されています。
 

鉄骨工事の主な特徴

鉄骨工事には以下のような特徴があります。

  • 高い耐震性 地震に対する優れた抵抗力を持つ
  • 施工の迅速性 工場で製作した部材を現場で組み立てるため工期短縮が可能
  • 設計の自由度 大空間の確保や複雑な形状にも対応可能
  • 品質の安定性 工場製作により品質のばらつきを最小限に抑制

 

鉄骨の分類方法

鉄骨は主に使用する鋼材の厚さによって「重量鉄骨」と「軽量鉄骨」に分類されます。この分類基準は建築基準法で定められており、厚さ6mm以上の鋼材を使用するものを重量鉄骨、6mm未満のものを軽量鉄骨と呼びます。

ポイント
鉄骨の分類は鋼材の厚さが基準となり、6mmが重量鉄骨と軽量鉄骨の境界線です。この違いにより、適用できる建築物の種類や施工方法が大きく変わります。

 

重量鉄骨と軽量鉄骨の詳細比較

重量鉄骨と軽量鉄骨の違いを詳しく比較してみましょう。

 

構造性能の比較

比較項目
重量鉄骨
軽量鉄骨
建物高さ制限
制限なし(高層可)
3階建てまで
スパン(柱間距離)
大スパン対応可能
小〜中スパン
設計自由度
非常に高い
中程度
耐震性
優秀
良好

 

施工・コスト面の比較

比較項目
重量鉄骨
軽量鉄骨
工期
長い
短い
材料コスト
高い
安い
施工費
高い
比較的安い
必要機械
大型クレーン
小〜中型クレーン
重要
建築物の規模や用途に応じて適切な鉄骨の種類を選択することが、安全性と経済性を両立させる重要なポイントです。

 

鉄骨工事の施工手順

鉄骨工事は計画的な手順で進められます。現場での作業を理解することは、鉄骨工事に携わる職人にとって重要な知識です。

 

工場製作段階

鉄骨工事では、現場での作業効率と品質の安定性を確保するため、鉄骨部材の大部分を工場で事前に製作します。この段階では設計図書に基づく正確な製作と厳格な品質管理が重要となり、現場での施工品質に直結する重要な工程です。

  1. 設計図書の確認 構造図面に基づく製作図の作成
  2. 材料調達 規格に適合した鋼材の調達
  3. 加工作業 切断、穴あけ、溶接による部材製作
  4. 品質検査 寸法精度、溶接品質の確認
  5. 防錆処理 錆止め塗装の実施

 

現場施工段階

工場で製作された鉄骨部材を建設現場に搬入し、実際の建物として組み立てる段階です。天候や現場条件に左右される中で、安全性を最優先に正確な施工を行います。各工程での精度管理と品質確保が建物の安全性と耐久性を決定づける重要な作業となります。

  1. 基礎工事の確認 アンカーボルトの位置・精度確認
  2. 部材搬入 計画的な部材の現場搬入
  3. 建方作業 クレーンを使用した部材の組立て
  4. 接合作業 ボルト接合または溶接接合の実施
  5. 精度確認 垂直・水平精度の測定・調整
  6. 仕上げ作業 現場溶接部の処理、最終塗装

 

静岡県での鉄骨工事の需要動向

静岡県掛川市・浜松市エリアでは、製造業の発展に伴い鉄骨工事の需要が安定的に推移しています。

 

主要な建築需要

静岡県掛川市・浜松市エリアでは、多様な分野での建築需要が見られます。

工業建築分野では、この地域の基幹産業である自動車関連工場の建設が特に活発です。また、物流の要所としての地理的優位性を活かした物流倉庫や、地域の農産物を活用した食品加工施設の建設も継続的に行われています。

商業建築では、人口増加に伴うショッピングセンターの開発が進んでおり、地域住民の生活を支える物販店舗やサービス施設の建設需要も安定しています。

さらに公共建築分野では、教育環境の充実を目指した学校施設の改築・新築、高齢化社会に対応した病院・福祉施設、そして地域コミュニティの活性化を図る文化・スポーツ施設の整備が計画的に進められており、鉄骨工事の技術者にとって幅広い経験を積む機会が豊富に用意されています。
 

今後の展望

静岡県では製造業の設備投資や物流施設の需要増加により、重量鉄骨を使用した大規模建築の需要が継続的に見込まれています。また、住宅需要も安定しており、軽量鉄骨工事の需要も維持される見通しです。

 

鉄骨工事に携わる職人の仕事内容

鉄骨工事の現場では、複数の職種の職人が連携して作業を進めます。

 

鉄骨鳶の役割

鉄骨鳶は鉄骨工事の中核を担う職種です。主な業務として、工場で製作された鉄骨部材を現場で組み立てる建方作業を行います。

大型クレーンを操作して重量のある鉄骨部材を正確な位置に配置し、高所での作業を安全に実施することが求められます。また、建物の構造精度を左右する垂直・水平の管理も重要な責務の一つです。高度な技術力と豊富な経験、そして冷静な判断力が必要とされる専門職といえます。

 

溶接工の役割

溶接工は鉄骨部材同士を強固に接合する専門技術者です。現場において、設計図書に基づいた溶接接合作業を正確に実施します。

作業中は溶接品質の管理を徹底し、完成後は溶接部の検査を行い、必要に応じて補修作業も実施します。建築物の種類や部位に応じて、アーク溶接やTIG溶接など各種溶接工法を適切に使い分ける高度な技術力が求められる職種です。建物の安全性に直結する重要な役割を担っています。

 

鍛冶工の役割

鍛冶工は現場での細かな調整と加工を専門とする職人です。建設現場では、設計通りに製作された部材であっても、現場の状況に応じた微調整が必要になることがあります。

そのような場合に、現場での部材加工や接合部の精度調整を行います。また、設計変更や特殊な形状が必要な場合には、特殊部材の現場製作や補強材の製作・取付けも実施します。柔軟な対応力と確かな技術力で、現場の課題を解決する重要な存在です。

やりがい
鉄骨工事は建物の骨格を作る重要な工事です。完成した建物を見たときの達成感や、高度な技術を身につけられることが大きな魅力となっています。

 

まとめ 鉄骨工事の知識を活かして技術を磨こう

鉄骨工事における重量鉄骨と軽量鉄骨の違いを理解することは、建設業界で働く上で重要な基礎知識です。それぞれの特徴を把握し、適切な工法を選択することで、安全で効率的な施工が可能となります。

重量鉄骨は高層建築や大空間建築に適しており、高い技術力と経験が求められる分野です。一方、軽量鉄骨は住宅建築を中心に幅広く使用されており、比較的取り組みやすい分野といえます。

静岡県掛川市・浜松市エリアでは、製造業の発展に伴い両方の分野で安定的な需要があり、鉄骨工事に携わる職人にとって多くの成長機会が用意されています。

株式会社服部工業では、鉄骨鳶・溶接工・鍛冶工として活躍したい方を募集しています。未経験の方には丁寧な指導を行い、経験者の方にはさらなるスキルアップの機会を提供いたします。鉄骨工事の奥深い世界で、ものづくりの喜びを一緒に感じませんか。

 

株式会社服部工業
〒436-0064 静岡県掛川市北門241-4
TEL・FAX:0537-21-2512
※営業電話お断り

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